おはようございます。院長の平田です。

今朝もさわやかで気持ちの良い山口市です。
暑さ寒さも彼岸までって言われますが、ホントに涼しくなってきました。
あの、夏の暑さを忘れそうです。

さて、以前もご紹介した 「重症熱生血小板減少症候群(SFTS)」について 9月21日の朝日新聞に気になる情報が載ってました。

山口大学の前田健教授(獣医微生物学)の調査です。
以下は新聞記事です。
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人間の患者さんの発生と今回の調査結果が関係があるかは解りませんが、我々の身近な所にもSFTSウイルスがいるってことですね。
犬には発病した報告は無く、犬から直接、人間に感染した例も無いとのことですが、犬は草むらが大好きですよね。
感染の原因となるマダニは草むらに生息するダニです。
草むらに入る時は長靴を履くなどダニに咬まれないようにするとともに、ワンちゃんが持ち帰らないようご注意ください。
月に1回のノミダニ予防薬を忘れずにつけてあげましょう。

吸血前のマダニ
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吸血後のマダニ
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皮膚や毛の間を動いているダニは櫛などでとってあげてください。お散歩の後に目の細かい櫛をかけることも効果的です。
マダニが吸着している(しっかり食い込んでいる)場合は、無理にとらずに、獣医師に除去してもらってくださいね。

厚生労働省からも情報が出ています。

  重症熱生血小板減少症候群(SFTS)について

 

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