こんにちは 🙂

桜も散り、気温が高い日が続くようになってきましたね

いよいよ、今月の15日からフィラリア予防が本格的にスタートします!

みなさん予防薬の準備はお済ですか??

今回は、そのフィラリア症について、まとめていきたいと思います 😉

 

 

フィラリア症って???

フィラリア症とは、が媒介する寄生虫による感染症です。体内にフィラリアの子供が入り込み、体内で成長し、最終的には心臓に寄生する、恐ろしい病気なのです 😥 

感染しても、症状が現れることがあまりなく、症状が出た頃にはすでに重症になっていることが多い病気です 😐 

 

フィラリア
どうやって感染するの???

フィラリア症に感染しているワンちゃんネコちゃんの血液を吸った蚊に、されることによって感染します。

蚊の体内にミクロフィラリアというフィラリアの子供がいて、血液を吸われた時にミクロフィラリアが一緒に体内に入ってきます

 

じゃあ、蚊に刺されないようにしなきゃ!! 

と、思うかもしれませんが、残念ながら、蚊に絶対刺されないようにする。ということはできないんです 🙁  🙁

 

フィラリア予防はどうやってするの???

まず、先ほどもご説明したとおり、蚊に刺されないようにする!事はできません。

フィラリアの予防薬というのは、ミクロフィラリアが体内に入ってくる事が前提」で、体内に入ってきたミクロフィラリアをやっつける!お薬なのです 💡 

なので、蚊の出始めから1か月後~蚊がいなくなって1か月後までが予防期間となります

山口市内では、フィラリアの予防時期を5月~12月の8ヵ月間としています。(地域によって違うので、かかりつけの動物病院さんで確認してください)さらに、当院では飲み忘れなどがないように、毎月15日!!(最後の12月だけ少し遅めの25日)と予防薬をあげていただく日付も決めさせていただいております

まだ、準備が終わってない方はお急ぎくださいね 😉 

 

予防薬ってどんなもなの??

当院では、大きく分けて4つのタイプの予防薬を準備しております

・食べるチュアブルタイプ

・お薬のような錠剤タイプ

・皮膚に直接つける(垂らす)液体タイプ

・1年間有効の注射タイプ

一番人気は、おやつ感覚であげられるチュアブルタイプです ほとんどの予防薬は毎月一回の予防となります!

あげるの忘れちゃいそう!嫌がって食べてくれない、つけさせてくれない!などの場合は、1年間有効の注射がオススメです

 

※昨年度の予防を忘れてた!のみ残しがある!などの場合は、フィラリア症に感染していないかの検査をしてからの処方となります

 

意外と知られていない、ネコちゃんのフィラリア症

フィラリア症と言えば、ワンちゃんのイメージが強い方も多いと思いますが、実は!猫ちゃんにも感染するんです

しかも!!ワンちゃんよりも感染すると大変なんです!

ワンちゃんと比べて、検査で検出するのが難しいうえに、心臓が小さいため、少量のフィラリア虫体でも突然死してしまう可能性が高いんです

猫の約10頭に1頭の確率で感染、そのうちの4割が家猫だった!という報告もあるんですよ!

罹ってからでは遅い病気もあります!予防できる病気はしっかり予防していきましょう