年別アーカイブ: 2018年

☆コラムNO.24☆~フィラリア症~

こんにちは 🙂

桜も散り、気温が高い日が続くようになってきましたね

いよいよ、今月の15日からフィラリア予防が本格的にスタートします!

みなさん予防薬の準備はお済ですか??

今回は、そのフィラリア症について、まとめていきたいと思います 😉

 

 

フィラリア症って???

フィラリア症とは、が媒介する寄生虫による感染症です。体内にフィラリアの子供が入り込み、体内で成長し、最終的には心臓に寄生する、恐ろしい病気なのです 😥 

感染しても、症状が現れることがあまりなく、症状が出た頃にはすでに重症になっていることが多い病気です 😐 

 

フィラリア
どうやって感染するの???

フィラリア症に感染しているワンちゃんネコちゃんの血液を吸った蚊に、されることによって感染します。

蚊の体内にミクロフィラリアというフィラリアの子供がいて、血液を吸われた時にミクロフィラリアが一緒に体内に入ってきます

 

じゃあ、蚊に刺されないようにしなきゃ!! 

と、思うかもしれませんが、残念ながら、蚊に絶対刺されないようにする。ということはできないんです 🙁  🙁

 

フィラリア予防はどうやってするの???

まず、先ほどもご説明したとおり、蚊に刺されないようにする!事はできません。

フィラリアの予防薬というのは、ミクロフィラリアが体内に入ってくる事が前提」で、体内に入ってきたミクロフィラリアをやっつける!お薬なのです 💡 

なので、蚊の出始めから1か月後~蚊がいなくなって1か月後までが予防期間となります

山口市内では、フィラリアの予防時期を5月~12月の8ヵ月間としています。(地域によって違うので、かかりつけの動物病院さんで確認してください)さらに、当院では飲み忘れなどがないように、毎月15日!!(最後の12月だけ少し遅めの25日)と予防薬をあげていただく日付も決めさせていただいております

まだ、準備が終わってない方はお急ぎくださいね 😉 

 

予防薬ってどんなもなの??

当院では、大きく分けて4つのタイプの予防薬を準備しております

・食べるチュアブルタイプ

・お薬のような錠剤タイプ

・皮膚に直接つける(垂らす)液体タイプ

・1年間有効の注射タイプ

一番人気は、おやつ感覚であげられるチュアブルタイプです ほとんどの予防薬は毎月一回の予防となります!

あげるの忘れちゃいそう!嫌がって食べてくれない、つけさせてくれない!などの場合は、1年間有効の注射がオススメです

 

※昨年度の予防を忘れてた!のみ残しがある!などの場合は、フィラリア症に感染していないかの検査をしてからの処方となります

 

意外と知られていない、ネコちゃんのフィラリア症

フィラリア症と言えば、ワンちゃんのイメージが強い方も多いと思いますが、実は!猫ちゃんにも感染するんです

しかも!!ワンちゃんよりも感染すると大変なんです!

ワンちゃんと比べて、検査で検出するのが難しいうえに、心臓が小さいため、少量のフィラリア虫体でも突然死してしまう可能性が高いんです

猫の約10頭に1頭の確率で感染、そのうちの4割が家猫だった!という報告もあるんですよ!

罹ってからでは遅い病気もあります!予防できる病気はしっかり予防していきましょう

 

 

☆コラムNO.23☆~狂犬病~

こんにちは

みなさんお花見はされましたか??今年も満開の桜が綺麗でしたね

4月に入り狂犬病の予防注射が始まりました!!ワンちゃんたちのワクチンには狂犬病ワクチンと混合ワクチンの2つがあります。

今回は狂犬病ワクチンについて書きたいと思います。

狂犬病とは?

すべての哺乳類に感染します。もちろん私たち人にも感染する人獣共通感染症の1つです。

感染したら致死率が100%というとっても怖い病気です。

混合ワクチンと違うのは、狂犬病が蔓延しないように国が狂犬病予防法という法律でワクチンの接種を義務づけています。

この法律では飼い主様に大切な義務を定めています。

居住している市区町村に飼い犬の登録をすること(登録は生涯1回のみ)

「登録したよ」の証で鑑札をうけとります。

鑑札

 

 

 

 

 

 

年1回、飼い犬に狂犬病予防注射をうけさせること

飼い犬に鑑札と注射済票を装着すること(今年ワクチン接種したよの証で毎年交付されます)

鑑札2

 

 

 

 

 

 

飼い犬の登録をされている方はこの時期になると市からハガキでお知らせがくるので、そのハガキを持参し最寄りの会場で集合注射を受けましょう。

病気のワンちゃんや他のワンちゃんが苦手なこは動物病院での接種が望ましいと思います

日本では狂犬病が発生していないからいいや!ではなく安心してワンちゃんと暮らせるために飼い主さん皆でしっかり予防しましょうね

☆コラムNO.22☆~糖尿病~

こんにちは!

今年は本当に身にしみるような寒さの日が多かったですが、春も近くなり、日中は暖かい日も増えてきましたね

春が待ち遠しいですが、皆さん花粉対策は万全になさって下さいね

 

今回は、内分泌(ホルモン)の病気である糖尿病についてお話します

まず、糖尿病とは膵臓(すいぞう)の機能が低下し、膵臓でつくられるインスリンというホルモンが正常に分泌

されなくなったり、インスリンに対する体の反応が悪くなったりすることで、血糖値が高い状態になることをい

います。

そして元気消失、多飲多尿などの症状が見られ、重症化すると命にかかわることもあるのです

 

 

インスリンの働き

インスリンとは、血液中の糖を細胞に取り込む働きがあります。インスリンが不足したり、インスリンに対する

体の反応が悪くなると、血液中に糖が残ることになり、結果として高血糖の状態になります。

 

糖尿病の治療法

療法食のみをきちんと量って与えることで、しっかりカロリー制限をすると同時に、主治医の指導のもと、飼い

主さんが毎日インスリンを注射器で投与すると、症状を落ち着かせることができます。これを毎日続けないと、

血中にケトン体という有害物質が混ざった状態(ケトアシドーシス)になり、こうなると緊急治療が必要になり

ます。

 

糖尿病の予防法

肥満やストレスが糖尿病の原因となることがあるので、普段から体重を管理し、ワンちゃん、ネコちゃんがスト

レスの少ない生活が送れる環境づくりを心がけましょう。

 

 

糖尿病は、一度かかると長いお付き合いになる病気です。治りにくいからこそ、予防と早期発見が大事です!

日々ワンちゃん、ネコちゃんの体重や飲水量の変化に注意して、体調の悪い日が続くようなら早めに動物病院を

受診し、早期発見に努めましょう

 

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コラムNO21~猫の不思議な行動としぐさ~

こんにちは。まだまだ寒い日が続きますね(*^_^*)去年の12月の終わり頃、

『一般社団法人ペットフード協会』の発表により猫の飼育頭数が初めて猫を上回ったそうです。

猫ちゃんブームですね~(+o+)今回のコラムは猫ちゃんの不思議な行動としぐさについてのお話です(*^_^*)

Q 嬉しいとき、のどを鳴らすのはなぜ?

A 子猫が母猫のおっぱいを吸うときに、自分の存在を知らせるためのどを鳴らすのが最初のようです。

この時の記憶残っているため、成長してうれしいときや安心した時などに、ゴロゴロとのどを鳴らすのでしょう。

Q 名前を呼ぶと返事をするけどわかってるの?

A 毎日呼ばれる名前は、猫ちゃんもわかっているはずです。呼ばれると返事をする猫もいますし、猫の近くで

名前を出して会話していると、聞き耳を立てたりも。知らん顔する時は気分が乗らないのでしょう(~_~;)

Q  猫語ってあるの?

A  飼い主に何かを要求したり訴えたりするとき、猫は声おトーンを変えることで感情を表現すると言われています。

猫が集会のようにあつまっているときに猫同士だけに伝わる特殊な音波を発信して、意思を伝えあっている、

という説があります。

Q  猫はグルメって本当?

A  猫は、人間の数万倍ともいわれる嗅覚で、自分に必要な食べ物かどうかを嗅ぎ分けると言われています。

人間のように味の微妙な違いを感じることはできないので、はじめてのフードを食べないときは味ではなく

においが気に入らないとか、急に食べなくなるのは飽きてしまったと考えられます。

Q  目をなかなか合わせてくれないのはなぜ?

A  猫同士はもともと、目を合わせることはあまりありません。目を合わせるのは、ケンカの始まりに、お互いに威嚇

し合うようなときだけです。そのため、人間とも目を合わさない習性が残っている猫もいます(~_~;)

 

普段のなにげない行動やしぐさに色々な意味があるんですね_~(^O^)

猫ちゃんとの生活がより楽しくなればと思います!!

 

 

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