月別アーカイブ: 2016年8月

☆コラムNO.4~耳のケア~

こんにちは

わんちゃんのチャームポイントであるお耳

ご自分のわんちゃんの耳からへんなにおいがしたり、わんちゃん自身が痒そうに耳をかいたり頭をふったりすることはありませんか?

なにかいつもとおかしいと感じたらそれは病気のサインかもしれません

耳がおかしい原因としてはさまざまな原因が考えられますが、最も多いのが外耳炎ではないでしょうか。

外耳炎の症状としては、痒みがまず出てきます。後ろ足を使って耳をかいたり、頭をしきりに振ったり、顔を床などにすりつけたりします。さまざまな色や、性質の耳垢が出ることが多く(あと臭いも!)、耳も真っ赤になったり腫れたりします!

そんな子は病院に来ていただいて痒みの原因の菌を調べ、それに合ったお薬で耳の中を洗浄したり、お薬で治療していきます

今回は当院でよく行う耳洗浄の仕方を簡単ですがご紹介します

 

①まず耳の汚れを取るために専用の洗浄液で耳の中を洗っていきます

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耳の中に洗浄液を入れるとき急に入れるとびっくりして嫌がるので、ゆっくりと行います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②洗浄液が入ったら耳をマッサージをします

耳の付け根の後ろ側を触るとコリコリした筒状の軟骨がわかるので、耳の中で洗浄液を耳垢を混ぜるようなイメージでマッサージをして耳垢を浮かし洗浄していきます。浮いてきた汚れはコットンやティッシュ等で優しくふき取ります。

③お薬を入れます

洗浄液とは異なり、頻回、多量に入れる必要はなく、多くの点耳薬が数滴入れるだけで十分です。

以上です

 

これを一日一回約一週間から10日間ほど続けます。(お薬の種類によっては一週間に一回というお薬もあります)

よくご自宅で綿棒を使って掃除をしているという方がいますが、

棒を耳の奥まで入れようとして逆に耳垢を奥に押し込んでしまったり、綿棒を耳にこすり付けて耳道を傷つけたりする可能性もあるのであまりオススメはしていません

 

普段のケアとして数日に一回くらいは耳洗浄だけをして

垢を取り除くだけでも外耳炎のリスクは減ると思います

耳洗浄の仕方や疑問等ございましたら遠慮なくご相談ください

 

☆コラムNO.3☆ ~デンタルケア~

こんにちは

皆さんは、ご家庭のワンちゃんや猫ちゃんの歯磨きをされていますか?人と同じようにワンちゃんや猫ちゃんにも歯磨きは欠かせません!!

ですが、いざ歯磨きをしようとすると嫌がってさせてくれなかったり何からしたら良いのか分からないというオーナーさんも多いと思いますので参考にしてみて下さい

ステップ1 

いきなり歯ブラシを使って磨くとビックリして嫌がってしまう子が多いので、まずは口の周りを触られても平気なように慣らすことから始めましょう!

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ステップ2

口周りを触らせてくれるようになったら、口唇を優しくめくり歯や歯肉を触ってみましょう!

ステップ3

口の中を触らせてくれるようになったら、シートやガーゼを使って歯や歯肉をタッチし徐々に優しくこすってみましょう!

∗乾いたガーゼで歯肉をこすることで傷をつけてしまう可能性があるので必ず水などで湿らせて下さいね♪この時に歯磨きペーストなどをつけてあげるのもオススメです

ステップ4

いよいよ歯ブラシの出番です!!ですが、いきなり歯ブラシを使うのはワンちゃんや猫ちゃんにとってはガーゼよりも違和感があるので最初はじゃれて遊ばせたり興味を持たせましょう☆歯ブラシになれてきたらガーゼと同様に水で湿らすか歯磨きペーストをつけて磨いていきましょう!!

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∗力を入れすぎないように注意して下さいね歯ブラシは鉛筆と同じ持ち方をすると力が入りすぎないのでオススメです♪

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どのステップでも嫌がる様子があれば無理やり続けるのは禁物です!!焦らずに遊びやスキンシップを兼ねるつもりでやっていきましょう☆また、好奇心旺盛な子犬の頃から歯磨きを習慣づけるのもとても良いと思います

☆コラムNO.2  ~熱中症について~

こんにちは

暑い日が続いていますね山口県では最高気温35℃にも達しているそうです

ドヒャ

さて,今回のコラムはそんな暑い日によくおこる熱中症について書いていきたいと思います

まずは起こりやすい時期 ・状況について

いつでも起こりうるがとくに猛暑は注意っっっ

 気温・湿度

気温30℃以上/湿度90%以上

 場所・状況

・直射日光が当たる密室でのお留守番

・車で待たせている時

・お風呂場でのシャンプー時(換気不良の場合)

 

 ☆熱中症のサイン☆

軽度/・・・・息づかいが荒くなる,ふらつく

中度/・・・・倒れる

重度/・・・・意識がなくなる

熱中症の症状は分刻みで進行し命の危険があります

 

※サインが見られたときの対処法※

・愛犬の意識がある場合...

すぐに涼しい場所へ移動する→耳の中,脇の下,お腹が熱くないか確認する

冷たい水を飲ませたり水をかける→内臓に近いお腹を中心に全身へ

この時注意する事は体が冷えすぎるのを防ぐ為,氷水は使わないように

 

・愛犬の意識がない場合...

お風呂の浴槽などに水を溜め鼻と口だけを出して全身を冷やす

またはシャワーやホースなどを使い体を濡らしてあげる

 

お願い

動物病院へご来院される際は、濡れたタオルを全身にまいて

身体を冷やしながらご来院ください

maharo

 

 

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